“皆んながいるから頑張れる”は強みか弱みか?

僕は基本、自分のために自分でトレーニングをする。

大学生の時は僕もよく、”皆んながいるから・皆んなとやれるから頑張れる”と考えていた。

でも社会人になり、プロとなって活動していくうちに、それは弱みにもなりうると考えるようになった。

この考えが主になると、どうしてもトレーニングに対して受け身になってしまう。と考える。

誰かがいるから、やるから自分もやるのではなく、自分で考え、計画して、実行している。

大雨が降り、強風が吹き、一人でも、やると決めた日はやる。

重要なのは正しい目標設定とトレーニング計画

成長したいのなら、トレーニングを頑張るのは当然。デフォルトである。

それよりも大事なのは目標設定とトレーニング計画。自分のために考えられた計画やメニューが、目標達成には最短距離なのは間違いない。

最終的にチームの総合得点を争ったりはするけど、基本ライフセービングのスポーツは個人競技である。

そのトレーニングの良し悪しを、皆んながいるかいないか、やるかやらないかで左右されるのは、非常にもったいない。というか遠回りである。

国内では、一人でトレーニングしている時間が圧倒的に多い

自分の目標を達成するのは、自分自身だ。他人や、外部の環境にはできるだけコントロールされるべきでない。と思う。

チームや集団で行動するのに慣れてしまっているほど、ここに気付きにくくなる。

結局は、成長したい想い続ける事が大切

先日の大会でも、嬉しかったり悔しい想いをして、それをSNSで綴った人も見かける。

でも大半の人は大会直後に少し感情的になっているだけ。1週間経ったらもうその記憶は薄くなる。そんな、想いを継続できない人を多く見てきた。

僕は、数年前の悔しいレースを思い出してまだ泣けることもあるし、普段のトレーニング中脳裏に浮かぶことがある。気持ち悪いでしょ。笑

でもその想いが、今の自分を突き動かしているのは間違い無くて、別に悪いことだとは思っていない。

特にオーストラリアでの経験は今の大きな原動力

努力の目的を“完全には”他人に委ねない

とはいえ、全てのトレーニングを一人で行えば良いというわけでもない。僕もいろいろな環境でトレーニングをしていて、他人にお世話になる事も多々ある。自分では思いつけないメニューやアイデアを提供されるメリットもある。

人に作られたメニューを実行するのは基本は好きではないが、メニューを変えられないときは意識を変えている。

特にオーストラリアでは、すべてがチームトレーニングなので、受け身にならないよう常に注意している
意識を変えることで、”自分だけに作られたメニュー”に変換してしまう。(もちろん、コーチやメニュー提供者の意思に従ったほうが有益な時はその通りにする)

自分勝手だと思われるかもしれないが、自分の目標達成のために、常に自分に必要なものを選択し実行してきたから、今の自分がある。

もちろん、自分の環境をとりまく沢山の人達には感謝もしている。でも完全に委ねることなく、これからも努力して成長していきたい。

 

ライフセーバー
西山俊

 

この記事を見た人が、少しでもライフセービングについて理解を深めてもらえたら幸いです!
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