こればかりは仕方ない!
大会が始まる1週間前から波、雨、風の予報を常にチェックしていたが、なんとなく嫌な予感はしていた。
強めの低気圧が週末にかけて近づいてきており、ドンピシャで大会と重なる可能性があった。
「早まってくれ〜」「遅まってくれ〜」という願いは叶わず、大会当日は強い雨と風に見舞われてしまい、
唯一レースが実施できると思っていた初日にも雷が鳴ってしまいさすがに中止判断。

予報では真っ赤っか。海外のレースでも実施できないようなコンディションだった。
自然の中で行われるスポーツなだけに、これは仕方がないこと。
もし大会会場を移動できたとしても、この悪天候ではどこでも実施できなかっただろう。
この時期は毎週末なにかしらのライフセービングイベントが行われているため、延期もできない。
勝負は10月の全日本に持ち越しだ。

サンヨーカップに向けてコンディションを再調整。
この大会にコンディションを合わせてきた選手は多くいただろうし、中止という結果はかなりショックだろう。次の大会は10月の全日本になる。
その前に僕は6月にサンヨーカップ、7月にイタリアのプール選手権があるので、そこに向けて再度心身を整え直して臨んで行く。

僕にとっては2年ぶりの出場となるサンヨーカップ。楽しみで仕方がない。
もちろん勝つことも大切だが、サンヨーカップは数少ないライフセービングスポーツの国際大会でもあり、国際経験・国際交流の場でもある。
語弊があるかもしれないが、お祭りのような大会だ。
そんなこの大会に出場させてもらえることに感謝して、精一杯頑張りたい。
自身の復活を海外の選手にアピールできるような、そんなレースができるようにしたい!
日本代表チームの応援をお願いします!
コメントを残す