パニック障害との戦い① 〜初めての発作〜

僕がパニック障害にかかり、完治に向けての道のりを綴ります。

同じような症状の方の助けになればいいと思うとともに、この病気の理解者を少しでも増やすことができたらと思っています。

プロアスリートが”パニック障害”になった話

2018.08.28

パニック障害との付き合いの始まり

忘れもしない2018年1月21日、関東でこの年一番雪が降った日だった。

都内で用があった僕は、交通網も雪で混乱することを予想して、早めに電車に乗って帰ろうとしたが、同じようなことを考えている人が大量にいて、駅のホームにも入れない状況。

1、2時間待ってようやく電車に乗れたかと思ったが、グリーン車でも全く身動きも取れない、今までに経験したことのないような乗車率。窓も真っ白に曇っていて、なんとなく酸素も薄いような雰囲気だった。

都内から湘南に向けて電車が下っていっても一向に人は減らず、乗車してから30分ほど経ったころ急に呼吸がしづらくなり、息ができなくて死ぬかもしれない、という不安に襲われた。

過呼吸になり全身の力も入らず、おそらく自力で立てない状況だったが乗車率が高すぎて倒れることもできず(笑)立ちながら過呼吸で死にそうになっていた。

とにかく息がしたくて、迷惑承知で無理やり開閉ドア付近まで行き(多分周りは気持ち悪くて吐くんじゃないかと思っていた。)ドアの隙間に口をくっつけて、できるだけ新鮮な空気を吸いながら次の駅まで向かって途中下車した。

結局、その駅で数時間休憩し、終電近くになって人が少なくなってからでないと帰宅することができなかった。

これが僕が初めて経験したパニック発作である。

なんでも無いことで死ぬかと思ってしまう。そんな病気です。

プールの閉塞感、塩素臭さだけで過呼吸になりそうになったこともある。

 

これを機に、徐々に色々な事ができなくなっていった。

広場恐怖症というらしいが、また過呼吸になったらどうしよう、また発作を起こして死ぬ思いをするのが怖いという気持ちが発作を引き起こす原因になり、、、とにかく頭の中が悪循環を起こしまくった。

満員電車はもちろん乗れなくなり、海では沖に行けなくなり、プールの閉鎖空間や塩素臭さに耐えられなくなったり、プールの底を見ると息苦しくなったり。

人混みに行けなくなり、運転中トンネルに入ると息ができなくなったり、コンビニのレジに並ぶのもできなくなり、最終的には一時期家に引きこもりかけた。

信じられないかもしれないが(自分でも今では信じられない)、これらはパニック障害の典型的な症状のひとつである。

何か少し外的なストレスを感じるところや、すぐに逃げられない、安全なところに行けないような状況(レジの並びですら)にいると、息苦しくなって死ぬ!!って思ってしまう。

メンタルが強い・弱いの話ではなく、自律神経やホルモン、それらをつかさどる内臓などが要因となっているので、決して心の病気と割り切らないでほしい

もし周りにこんな症状や素ぶりを見せている人がいたら、”あいつは気が弱い・メンタルが弱い”と切り捨てるのではなく積極的に助けてあげてほしい。もしかしたらパニック障害の症状や、それを起こしそうになっている人かもしれないし、理解者が多いほど改善への確率が高くなり、時間も短縮される。

僕も以前はそういう考え方をしてしまっていたけど、今思えば知識や理解が無かったから。パニック障害は全人口の3~4%くらい発症するとも言われているらしいけど、自分はそんな病名聞いたことすらも無かったから、、、無知って本当に怖い。

 

僕の経験談を見て、少しでもパニック障害の理解に繋がれば幸いです。

続く。

 

ライフセーバー
西山俊

 

 

この記事を見た人が、少しでもライフセービングについて理解を深めてもらえたら幸いです!
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